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| テレビの前でのカウチポテトはスナックやおつまみの代表的な食べ方スタイルです。そこでスナック,おつまみの定番品「さきいか」と「ポテトチップス」,「バターピーナッツ」を比較しながら,賢い食べ方を考えてみましょう。 |
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| さきいかは高タンパク質です |
私達は3大栄養素として、タンパク質、脂質、 炭水化物からエネルギーを摂取しなけれぱなりません。タンバク質の一日所要量は、身長、体重、運動量などで異なりますが、総エネルギーの12〜15%程度が適当とされています。一日2,200KcaI必要とする成人では、66g〜84gのタンパク質が必要と言われています。「さきいか」100g当たりにはタンパク質が49.5gもあります。一方、「ポテトチップス」は4.7g程度しかタンパク質を含んでいませんし,「バターピーナッツ」も25.5gで「さきいか」の半分程度です。また、「さきいか」は必須アミノ酸を多く含むため、良質のタンパク質源になると考えられます。
※本文中、ブルー色の各食品成分名をクリックすると詳しい説明が開きます。 |
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| さきいかは低脂肪です |
一方、脂質の一日の所要量は総エネルギーの20〜25%と言われています。
「さきいか」100g当たりの脂質含有量は3.1g。「ポテトチップス」は35.2gと、「さきいか」の約11倍,「バターピーナッツ」は51.3gと約16倍もの脂質を含んでいます。
脂肪の取り過ぎは高血圧や糖尿病などの病気の誘因となります。 一日2,200Kcalを必要とする人が、脂質から摂取するエネルギー量は440Kcal〜550Kcalと計算されます。 脂質は1gにつき約9KcaIのエネルギーを持つため、脂質量で計算し直しますと約49g〜61gとなります。
「バターピーナッツ」100gを食べた場合は51.3gの脂質を取り込むため、一日の脂質所要量の84%〜104%を占めてしまい、明らかに脂質の取り過ぎになってしまいます。「さきいか」は3.1gしか脂質が含まれていませんので、脂質の取り過ぎの心配はありません。
また、糖質の一日の所要量は総エネルギーの60%〜65%が望ましいと言われています。g重量に換算しますと、2,200Kcalを必要とする人では330g〜358gになります。
「さきいか」100g当たりの糖質含有量は17.3g。「ポテトチップス」は54.7g,「バターピーナッツ」は18.2gですから「ポテトチツプス」は「さきいか」の3.8倍の糖質を含むことになります。糖質の取り過ぎは体脂肪として蓄積されるため、肥満や糖尿病の原因になります。 |
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| さきいかは高タンパク,低カロリーの健康食品です |
| このように「さきいか」と「ポテトチップス」,「バターピーナッツ」を比較しますと、その栄養素には大きな違いの有ることが分かります。 すなわち、「さきいか」はタンパク質が多く、脂質、糖質が少ない高タンパク低カロリーの食品と言えましよう。 |
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| さきいかは海のスタミナたっぷり |
また、イカは栄養ドリンクでおなじみのタウリンをたっぷり含んでいます。タウリンは魚介類,なかでもイカやたこ,貝類に多く含まれます。タウリンはコレステロール低下作用や肝臓強化作用,視力回復作用などいわゆる成人病予防に効果があるとされています。さらにイカは水産物にしか含まれていない高度不飽和脂肪酸であるEPA、 DHAも含みます。EPAには血管を詰まらせないようにする作用(抗血栓作用)や血清総コレステロールを低下させる働きがあるとされています。DHAは脳機能に関与することが知られてきており,老人性痴呆症防止効果も期待されています。
勿論「さきいか」などイカ加工品にもこれらの栄養素が含まれています。 |
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| かみしめてかみしめて歯やあごを強化 |
軟らかい食品が好まれ,硬い食品を敬遠する傾向は,あご関節症を増加させる原因のひとつとされています。特に成長期において,歯やあごの骨,筋肉を発育させるために噛むことによる刺激が欠かせません。また,高齢化社会を迎えている現在では健康長寿を促進する方策として歯の健康の重要性がクローズアップされています。
さらに咀嚼の刺激により脳細胞の代謝活動が活発になることや,脳血流が増加することが明らかになっており,この結果老化に伴うシナプス(神経信号の伝達部位)の減少を予防する効果が期待されています。
するめ等のイカ加工品を食べると噛む回数が多くなり,咀嚼に強い圧力が必要となるため,歯やあごの強化にとても役立つのです。そして,健康な歯は健康な体を作る礎となるのです。 |
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| 居眠り運転防止のために |
高速道路のような単調な状態で長時間運転すると「道路催眠」といわれる,目が開いていても安静時の閉眼状態で見られるα波が出ている状態になります。眠気を感じたドライバーに,(1)冷たいおしぼりで顔を拭く。(2)カラオケを唄う。(3)ガムを噛む。(4)コーヒーを飲む。の4通りの覚醒方法を行い,脳波の変化を測定したところ,全て実験直後には瞬間的に効果はあったが,10分間効果を持続したのは「ガムを噛む」行為だけであったという「居眠り防止テスト」の報告があります。
するめなどのイカ加工品はガムを上回る咀嚼力を必要とします。そのうえ,タウリンやEPA/DHAの視力回復作用が期待できるところから,居眠り運転防止の強い味方になってくれます。 |
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[参考資料]
イカの栄養・機能成分:奥積昌世,藤井建夫編著,全国いか加工業協同組合発行
知って得する魚の話,医師のための魚介藻類栄養辞典,保健婦さんのための魚の栄養辞典
:(社)大日本水産会発行 |
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