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イカ加工品の製造工程
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2.試験材料及び試験方法
(4) 理化学検査
検査項目
一般には次のような項目を検査する。
a. 色の強度 :光度計による製品の色の変化の指標。
b. 揮発性塩基窒素(VBN) :腐敗度の指標として重要。
一般に食肉や魚介肉は鮮度が低下すると、アンモニアや低級アミンを生成する。これらの物質は揮発性なので揮発性塩基といい、その窒素量の多寡で食品の鮮度を示すことができる。一般に新鮮な肉では、VBNは20mg%以下のことが多く、鮮度の低下に伴ってこの数値が高くなり、30mg%前後に達すると初期腐敗と判断される。
c. 水分 :食感や肉質の硬さに関係する指標。
d. 水分活性(Aw) :微生物の増殖や死滅等の動向を予知する指標。
e. PH :品質劣化の指標になる。特に細菌が増殖し、腐敗すると、アンモニア
を生成するのでアルカリ側に移行する。
f. 油脂質酸価(AV) :いか天など油を用いた製品で重要な指標。
油脂及びロウに含まれる遊離脂肪酸の量を示す価である。油脂の品位を決める基準の一つとして重要。
g. 過酸化物価(POV) :AVと同様に油を用いた製品で重要な指標。
油脂の初期自動酸化の程度、つまり、初期段階における腐敗度を示す値で、酸敗と共に過酸化物価は高くなり、最高に達したのちは次第に減少する。また過酸化物価は油脂の毒性原因の一つである。
今回の試験では、「あたりめ」、「皮付きさきいか」、「いかくん」、「ソフトさきいか」の4品目については、「色の強度」、「揮発性塩基窒素(VBN)」、「水分」、「水分活性(Aw)」、「PH」を測定した。
また、「いか天」については、「色の強度」、「水分」、「PH」、「脂質の酸価(AV)」、「過酸化物価(POV)」を測定した。
分析方法
a. 試料調製
恒温器から取り出した検体を、包丁で細分化し、コーヒーミルで粉砕後、20メッシュのふるいを用いてふるい下を調製試料とした。なおいか天は、18メッシュふるいで行った。
b. PH(全品目)
測定試料は、調製試料(5g)をホモジナイザーカップに取り、その4倍量の蒸留水を加え、ホモジ後(5,000rpm5分間)、ビーカーに移し、PHメーターの電極を2分間浸積後、小数点第2位まで測定した。
c. 水分活性(あたりめ、皮付きさきいか、いかくん、ソフトさきいか)
検体を、包丁等により細分化後、水分活性装置により測定した。
d. 水分(全品目、分析出典−JAS法、かりんとう)
調製試料をあらかじめ恒量としたアルミ秤量容器に2g取り、105±1℃2時間乾燥後デーシケーターにて放冷、秤量した。
e. 色(全品目)
調製試料(1g)を共栓付三角フラスコにとり、5%水酸化カリウム・メタノール溶液25mlを加え、24時間放置後、分光光度計で400nmの吸光度を測定した。
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