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| 3.分析結果に対する考察 |
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いかくんとソフトさきいかの無機質含量は表5に示したが、カルシウムとカリウムはソフトさきいかの方がいかくんよりどちらも約2倍、その含量が高い。これはイカの原料の違いと副原料として用いている種々の食品添加物から移行したためと推測できる。
また、鉄とナトリウム含量には大差は無く、特に鉄は同じ値でどちらもO.52mg/100gであった。一日の成人の鉄の必要量は男女により異なるが約10〜12mgであり、イカ加工品、特にイカの珍味品は一回の摂食量が少ないため鉄の良い供給源になるとは言えない。
一方、ナトリウムは食塩による味付け、pH調整剤として添加しているリン酸塩のナトリウムによって、その含量が高くなっていた。このナトリウム量から塩分量を換算するといかくんで約8%、ソフトさきいかで約6%となり、仮にこれら珍味品を100g摂取すると食塩量として6〜8g摂取することになる。成人病予防の観点から一日の食塩摂取量は10g以下が望ましいと言われている。このことを勘案した場合、食塩の添加や食品添加物には十分の配慮が必要と思われる。
しかし、イカ珍味品は一袋(約40g)を2〜3人で食べ、また・毎日摂取する食品ではなく、しかも、一回に食する量はせいぜい10〜20gと思われる。この摂取量で食塩量を計算するとその量は0.6〜1.6gとなり、これによって高血圧や腎臓に与える負担等を心配する必要はないと言える。ただ、食塩の制限を医者から指示されている人は、計算して摂食する必要があろう。 |
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