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イカ加工品の栄養特性
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1.イカ及びイカ加工品の種類
(1)
イカ加工品の種類
イカ加工品の種類は多く、その大まかな分類を図1に示した。また、この中で主要なイカ加工品の生産量を年次別に表3に示した。
このようにイカ加工品の種類は多く、平成5年度のイカ加工品の生産量は約13万5千トン生産されている。このイカ加工品(スルメ、いかくん、イカ塩辛、サキイカ、その他)の平均歩留まりを求めるのは、製品の違い、廃棄率の違い、水分含量の違い等が影響するため大変難しいが、平均値を35%と仮定して、生の原材料を計算すると約38.5万トンが加工用に使用されているものと推測される。この数値はイカ全生産量の50%以上を占め、如何にイカ加工品として消費されているかが分かる。
図1に示す以外のイカの利用法としては、イカの肝臓を用いた塩辛、肝油、SP飼料などがあり、また、墨袋を用いた塩辛や、墨袋からセピア色素を作ったりしている。その他、油粕の原料にもなっている。
特に、近年、イカ墨に独特の構造を持つムコ多糖やムコ多糖−ペプチドが発見され、その効果に抗腫瘍性のあることが分かり、イカ墨入りの食品(ラーメン、パンなど)も開発されている。
このようにイカは、生食と供にイカ加工品として、手軽に日本全国で消費されているため、私達の食生括に無くてはならない重要な水産食品であると言える。
イカ加工品の中で生産量の最も高いのは塩辛で年々増加傾向にあることが分かる。ついでサキイカ、スルメ、いか燻製の順になっているが(表3参照)これらの加工品の生産量は、ここ2、3年横這い状態と言える。
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