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イカ加工品の栄養特性
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3.分析結果に対する考察
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コレステロール
いかくんとソフトさきいかのコレステロール含量を表9に示した。コレステロールは、いかくんに289mg/100g、ソフトさきいかに454mg/100g含量し、ソフトさきいかはいかくんの約1.5倍多く含まれていた。このコレステロール含量の違いは原料のアカイカとマイカの違いからくるものと思われる。
コレステロールは人の体内で、脂肪や糖質から必要量は合成されている。食品から多量に摂取した場合は体内の生合成のスピードが抑制され、摂取量が少ない場合はその合成スピードが増加し、体内で上手にコントロールされている。
しかし、その調節コントロールが上手に働かない人や毎日過剰にコレステロールを摂取し続けると高血圧、脳溢血、心臓病等の成人病を惹起するため、一日の摂取量は300mg以下が望ましいと言われている。
生イカのコレステロール含量(150〜200mg/100g)は魚類(70〜100mg/100g)に比較して高いという報告が多い。特にイカ珍味品では水分量が減少しているため必然的にコレステロール含量が高くなる傾向を持つ。しかし、一回の摂取量(20g)を考慮すると、コレステロールの摂取量は50〜100mg程度と思われ、また、イカ珍味品を毎日摂食することは考えにくく、しかも、コレステロール低下作用のあるタウリン、EPAやDHAなどの高度不飽和脂肪酸含量も高いため、イカについては生であろうと加工品であろうとコレステロール量についてあまり神経質に考える必要はないと言えよう。
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